行動力と創造性を育む、学生が主役の多目的スペース

学生の好奇心をかき立て 創造性を刺激する バラエティ豊かな内装デザイン

愛媛大学理学部様から既存カフェテリア改装のご依頼を受け、単なる憩いの場所ではない、学生が自由に発想し主体的に行動するための空間づくりを行いました。出入口に面するメインゾーンの中央にはハイカウンターを設置。2本の柱が近接したデッドスペースを、やぐら状の什器を活用し空間のシンボルとしています。中央カウンターから放射状に拡がる空間には1人でも利用しやすいカウンター席やブース席を数多く配置。自習や仲間とのランチ、時にはプレゼンテーションと思いのままに利用することができます。
さらに奥には軽食・雑談・自習や就職資料の閲覧ゾーンを配置。学生は目的に合わせて場所を選ぶことができます。スケルトンに変更した天井はブラックで塗装、壁はモノトーンのモルタル柄、床は細かな木目柄の入った素材を採用し、全体的に上品で落ち着いた雰囲気を演出。中央に走る湾曲した床のデザインは利用者を導く効果に加えて、各スペースを区分することにも役立っています。

施設概要

 

所在地:愛媛県松山市文京町2-5
事業内容:国立大学法人
完成年月:2021年3月
プランニング:株式会社ライオン事務器

ギャラリー

素材感と曲線的な床デザインが印象的なメインゾーン。

2本の柱が近接するデッドスペースをやぐら状の什器を利用しカウンターを設置。空間のシンボルです。

集中したり、休息することもできる個別ブース席。

1人で自習、仲間で談笑、時にはプレゼンテーションに。目的に合わせて様々なシチュエーションに対応できます。

飲食・雑談・自習ゾーン。高さ違いの天板を交互に組み合わせたカウンターは適度な距離感を生みだします。

就職資料閲覧ゾーン。いろんな家具を配置し、目的に合わせて利用できます。